2010年06月13日 16:06
6/12(日)のお稽古見学させてもらいました。
大人の方たちは演技の基礎稽古に励んでおられました。
兵庫県立ピッコロ劇団、芸術家グループVERITAメンバーの
俳優の先生方と一緒に演技のブラッシュUPです。
今回は展示ホールでのお稽古でしたが、ガランとした空間に人と椅子があるだけ・・
しかしそこでは、舞台のあるシーンを頭の中で想定したイメージの中でのお稽古。
ただ台本を読んで台詞を言うのと、舞台のセットを想定し、動作をつけて台詞を言うと
2Dから3Dへと転換したような驚くべき変化がありました。
「わぉ~凄い!」 何かが引き出され、新しい体感がキャストの方の中にもあったのでは
ないでしようか?
また台本にはない即興劇もありました。
これまた面白おかしく、次から次へと楽しいやりとりが飛び出し、イキイキと
自らお話を作ることの楽しさが伝わり、また予想のつかない会話展開から
体感する心の動きを体験することにより、3Dの以上の迫力が増しました。
「教えられるものではない・・体感すること」と先生の言葉が心に残ります。
「考えないほうがいい・・・」ともおっしゃっていました。
確かに、何事も考えることには限界があり、最終的には心に感じることに
素直に従う、心の動きを感じることが、伝えることであり、伝わることなのかも
しれません。