2010年05月27日

♥ワインのごとく♥

ザ・デビュー「男の料理教室」の再演決定!
しかし、全く同じものを創るわけではなく、内容はバージョンアップされます。

何かと、人は常に新しいものに飛びつきがちですが、思えばブロードウェイ
ミュージカルにせよ、古典とも言えるほど、繰り返し上演されているものも
多々あることに気づきます。

New York のCATSやミスサイゴン、ロンドンのピカデリーサーカスでも
「おお~懐かしい~」と思えるようなものが、まだ上演され続けているものが
あると思います。

「新発売!」、「NEW!」というキャッチフレーズにテレビCMがi溢れている・・
と米国人に指摘されたことがあります。確かに、日本人の新しいもの好きは
強迫的なものがあるかもしれません・・

女房と畳は新しいものがいい・・・そんな許しがたい言葉さえ存在したり、
かたや、妻とワインは古い方がいい・・・というステキな言葉がフランスに
あるそうです。

人の体も新陳代謝を繰り返し、入れては出し?の繰り返し、成長します。
しかしある時を境に、下降を認めざるを得ない時期に遭遇しエイジングを
感じつつ、その現実をすんなりに受け入れることに抵抗を感じます。

そこで元気な中年はアンチエイジングに走ります。運動、サプリ、
栄養、次々と発表される、ありとあらゆる新対策情報に翻弄されつつ、
頑張ったりします。

しかし、悲しいかな・・・現実はそう甘くない・・金の切れ目が縁の切れ目
ジャブジャブいいとされるものを取り入れるのにも、限界があります。

ロンドンのハイドパークで、優雅に、オシャレに犬の散歩をしておられる
婦人を見かけた時、『英国には素敵な中年女性が多いなぁ・・・』と思ったこと
があります。

なぜだろう? やはり新しいものを常に追いかけるのに奔走するのではなく
すでにあるものをじんわり温めて、大切にして、熟成させる
文化、風潮の
せいた゜ろうか?

新しい畳はとても気持ちいいし、若い女性はピカピカでキレイだけれど、
熟成したワインには、深みとコクがあり、ボジョレーヌボーの一番搾り的な
ものにはかなわない個性があります。中年の美しさも同じく、自分らしい
個性を温め、はぐくめば、時代に翻弄されない深みが積み重ねられるの
かも・・・

ザ・デビュー「男の料理教室」のキャスト及びスタッフの皆さん!
すでにあるものを温めて、深めて、コクを出し、さらにチャーミングな作品を
目指そうではありませんか?

ブログを書いていたら、おっとそろそろ幼稚園のお迎えの時間!
その前にお昼をたべなくては・・・と残り物で作った即席マイランチ

      
        ♥ひじき豆&チーズ サンドイッチ♥

♥ワインのごとく♥















   ♪料理はドラマ♪時間がなくとも、材料が揃わなくとも
必要に迫られ、その気になれば、意外と面白いものが出来たりします。


もう一丁! 幼稚園児のお弁当。 見た目や色を大切に、絵を描くイメージで
楽しく作ると意外と面白いものです。

♥ワインのごとく♥
 















ミュージカルのお稽古をコツコツ積み上げれば、あの感動の舞台に
たどり着きます。お料理だってコツコツやれば、日々感動する
ことだって出来ます。 なぁ~んにも楽しいことが無かった日でも
美味しいものを食べたら、即元気になったりするではないですか?


BY みぴママ







Posted by 滋賀調理男 at 16:30