2010年07月03日

スパイスを生かす

ザ・デビュー「男の料理教室」に新たに加えられたシーンを読んで
また、お話のスパイスがひとつ増えたと思いました。

塩コショーだけの定番の味付けに、いつもと違うスパイス、ハーブや
唐辛子などを加えると、新たな味覚の誕生に心躍ることがあります。
ほんのひとふりが、思わぬ広がりをもたせます。

主人公の明夫は、ミシガン船上で、料理パフォーマンスを計画します。
しかし、同時に、某会社のある説明会を同じくミシガン船上で、同日に実施しようと
ある社員がミシガンの明け渡しを狙います。

再就職先を探す明夫の足元を見たような取引をちらつかせながら・・・

しかしそこで明夫の下した決断は、意外なものでした。

普通ならこうするだろう・・という既成概念の枠を超えたその決断は本当に
笑えます!
そして周囲をも明るくし、よくぞやってくれたお父さん!とその勇気を称えたく
なります。

真面目に生きることはとても大切なことです。それは否定できません。
しかし、自分の人生の可能性を真面目に考えたとき、普通は・・とか
オキマリごとにすんなり収まってしまっては、新展開も新たなチャンスも
見過ごすことになります。

時には、普通とか、真面目な選択をパスして、自分の可能性を試してみる
といった、冒険が強いては自分の人生に新展開や、広がりを持たすことに
なるのでしょう・・

定番の味付けに、スパイスを加える時、失敗したらそれを食べるのは自分
ですが、やはりそれも恐れていては、新たなレパートリーは増えません。

何事も思いついたら、とにかくやってみる、まずくなっても、死にゃあせん!
くらいのおおらかさを持って、トライしたいものですよね。

自分の人生の味付けは、自己責任ということで、リスクもありますが
しかし定番以外のことは何もしないということも、もったいないと思います。

お料理にせよ、人生にせよ、ひとふりのスパイス・・・
勇気をもって、ふりましよう!


BY みぴママ




Posted by 滋賀調理男 at 07:41