
2010年01月20日
大人の夢
今日は暦上では大寒ですが、ポカポカの小春日和で気持ちいいです。
「この冬と春の間の空気が好きやわ」と言う小6の娘のなにげない言葉に
彼女のその詩的な感性にほっこりしてしまいました。生きる悦びそれは
感性から生まれる・・・と瑞々しい子どもの感性は大切なことを日々教えて
くれます。
しかし外の陽気とは裏腹にスーパー大寒ニュースとも言える日航の倒産。
これは戦後日本の経済的繁栄の名誉を帳消しするかのようなすごいことでは
ないかとワナワナしているのは私だけではないでしょう。銀行、証券、デパート
の倒産とはワケが違う、戦後の焼け野原から不死鳥のように蘇った戦後日本
の翼が折れた・・・
その事実を純粋に春の訪れを歓ぶ子どもたちにどう説明できるでしょうか?
私は何か悪い事態になった時、悪者探しをし、批判し、悪者を追い詰める
という行為は、何の解決にもならないということを、昔、職場で出会った上司
の背中から学びました。子どもがバレないだろうと嘘ついたり、ごまかしたりし
たことが思いもよらぬ事態を招くことがあります。(湖の約束のマリもかな?)
しかしそこで、嘘やごまかしを悪いことと諭すより、黙って親が子どもの代わり
にひたすら謝り、問題解決に黙って奔走することにより、子どもはより多くの
ことを身にしみて学びます。
日航は多くの学生にとり、憧れの企業で、手を伸ばしても伸ばしても届かな
かった人がわんさかいるでしょう。そんな若い人の夢を担う日航の名誉の
ためにも、どうか大人の悪い癖である悪者叩きはソコソコにして、本来なす
べき問題解決に黙って取り組んで頂けたらと思います。
前置きが長くなりましたが、今回はそんな混迷する世相の中で、ひとつの
希望とも言える真剣なまなざしと一生懸命な大人たちの姿をご紹介したく
思います。

あえて今回はコメントはおつけ致しません。この写真が言葉より雄弁に
語っていると思うからです。
私たち大人は子どもたちに向かって、「真剣に取り組みなさい」
「一生懸命やりなさい」と大真面目に何度も繰り返し言い聞かせます。
また「何度同じことを言わせるの?」とため息が出ます。しかしもし言葉で
無理ならこの写真のように、その言葉通りに、大人も何かに真剣に、
一生懸命に取り組む姿を子どもたちに見せるべきではないでしょうか?
最後にある某ハウスメーカーの情報誌に載っていましたコピーをお借りして
終わりたいと思います。
大人から先に夢みよう
夢を見るにはコツがある
常識にとらわれない
人目を気にしない
言い訳をつくらない
決して、「できない」と思わない
そんな大人が増えたら、
子どもはうれしいにちがいない
(きずな vol 108)
BY みぴママ
「この冬と春の間の空気が好きやわ」と言う小6の娘のなにげない言葉に
彼女のその詩的な感性にほっこりしてしまいました。生きる悦びそれは
感性から生まれる・・・と瑞々しい子どもの感性は大切なことを日々教えて
くれます。
しかし外の陽気とは裏腹にスーパー大寒ニュースとも言える日航の倒産。
これは戦後日本の経済的繁栄の名誉を帳消しするかのようなすごいことでは
ないかとワナワナしているのは私だけではないでしょう。銀行、証券、デパート
の倒産とはワケが違う、戦後の焼け野原から不死鳥のように蘇った戦後日本
の翼が折れた・・・
その事実を純粋に春の訪れを歓ぶ子どもたちにどう説明できるでしょうか?
私は何か悪い事態になった時、悪者探しをし、批判し、悪者を追い詰める
という行為は、何の解決にもならないということを、昔、職場で出会った上司
の背中から学びました。子どもがバレないだろうと嘘ついたり、ごまかしたりし
たことが思いもよらぬ事態を招くことがあります。(湖の約束のマリもかな?)
しかしそこで、嘘やごまかしを悪いことと諭すより、黙って親が子どもの代わり
にひたすら謝り、問題解決に黙って奔走することにより、子どもはより多くの
ことを身にしみて学びます。
日航は多くの学生にとり、憧れの企業で、手を伸ばしても伸ばしても届かな
かった人がわんさかいるでしょう。そんな若い人の夢を担う日航の名誉の
ためにも、どうか大人の悪い癖である悪者叩きはソコソコにして、本来なす
べき問題解決に黙って取り組んで頂けたらと思います。
前置きが長くなりましたが、今回はそんな混迷する世相の中で、ひとつの
希望とも言える真剣なまなざしと一生懸命な大人たちの姿をご紹介したく
思います。
あえて今回はコメントはおつけ致しません。この写真が言葉より雄弁に
語っていると思うからです。
私たち大人は子どもたちに向かって、「真剣に取り組みなさい」
「一生懸命やりなさい」と大真面目に何度も繰り返し言い聞かせます。
また「何度同じことを言わせるの?」とため息が出ます。しかしもし言葉で
無理ならこの写真のように、その言葉通りに、大人も何かに真剣に、
一生懸命に取り組む姿を子どもたちに見せるべきではないでしょうか?
最後にある某ハウスメーカーの情報誌に載っていましたコピーをお借りして
終わりたいと思います。
大人から先に夢みよう
夢を見るにはコツがある
常識にとらわれない
人目を気にしない
言い訳をつくらない
決して、「できない」と思わない
そんな大人が増えたら、
子どもはうれしいにちがいない
(きずな vol 108)
BY みぴママ
Posted by 滋賀調理男 at
15:19